「うまくなりたい」「できるようになりたい」という切実な思いをもったことがない人は、おそらくいないでしょう。部活動で、受験勉強で、ゴルフで、英語で、仕事で......。しかし、なかなか思うような結果がだせない自分にくやしい思いをした人も多いはず。でも、それはあなたに才能がないからではありません。伸び悩むのは「努力の仕方」が間違っているからです。本書では、上達するための「正しい努力の仕方」を解説します。

一直線にうまくなるための極意
『上達の技術』
著者:児玉光雄(こだま みつお)
定価:1000円(税込み) 色数:オールカラー
ジャンル:科学 刊行:2011年4月 ISBN:978-4-7973-6310-4
<著者>
児玉光雄(こだま みつお)
1947年、兵庫県生まれ。鹿屋体育大学教授。京都大学工学部を卒業後、カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院にて工学修士号取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。専門は臨床スポーツ心理学、体育方法学。プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーも務めている。スポーツ界各分野のチャンピオンやビジネス界の成功者をさまざまな分野から分析し、ビジネスの能力開発推進にも力を注ぐ。右脳と記憶の関連性について研究を積み重ね、みずからも落語のもちネタ50以上を誇る。『マンガでわかる記憶力の鍛え方』『スポーツ科学から見たトップアスリートの強さの秘密』『理工系の" ひらめき"を鍛える』(サイエンス・アイ新書)、『イチロー思考』『イチロー頭脳』(東邦出版)など、著書は130冊以上。

<正誤情報>
初版第1刷、2刷 正誤情報はこちら
<目次>
第1章 最高の実力をだす技術
1-1 オリジナリティを徹底的に追求する
1-2 高度な技の維持には反復練習を欠かさない
1-3 あらゆる状況に対応できるように豊富な経験を積む
1-4 小脳に記憶されるほど練習を積み重ねる
1-5 「へた」は「強さ」で、「弱さ」は「うまさ」で補う
1-6 「力」「空間」「時間」をどこまでも高度に調整する
1-7 上級者がかならずもっている「4つのスキル」を身につける
1-8 トライ&エラーのループを何度も何度も回し続ける
第2章 結果をだせる練習の技術
2-1 対物スポーツの練習では好プレーの再現にこだわる
2-2 与えられた状況へ柔軟に対応する能力を磨く
2-3 「不器用な人」のほうが最終的には伸びると心得る
2-4 練習を繰り返して「環境適応能力」を身につける
2-5 練習を積み重ねて引きだしの数を増やす
2-6 いままでできなかったことができたときの快感を大切にする
2-7 急な状況変化にもついていける柔軟な対応力を身につける
2-8 初心者は「分習法」で、上級者は「全習法」で練習する
2-9 競技に最適な覚醒水準を知り本番でだせるようにする
2-10 スポーツマンは「眼が命」と心得て日々鍛える
2-11 精度の高いイメージを想像し再現するトレーニングをする
2-12 優先順位の高い練習項目をたっぷりトレーニングする
2-13 練習ばかりでなく実戦を何度も経験する
第3章 勝負強くなる技術
3-1 相手に「勝つ」ことよりも「負けない」ことを大事にする
3-2 上級者を目指すなら「守・破・離」を旨とする
3-3 「五感」をとぎすまして感性で動くことも大切にする
3-4 技の再現性を高めつつ省エネで動けるようにする
3-5 「結果志向」ではなく「プロセス志向」に徹する
3-6 1万時間練習して「名人」を目指す
第4章 集中力を高める技術
4-1 楽しみながら集中力を鍛える
4-2 注意集中を自由自在に操れるようにする
4-3 集中力は途切れるものとあらかじめ心得る
4-4 朝刊を「スキャニング」して集中力と情報処理力を鍛える
4-5 やりたいことができる1時間を日々の励みにする
4-6 単純作業は心を無にして「瞑想の時間」とする
第5章 記憶の達人になる技術
5-1 「興味」「五感」「反復」で記憶力を強くする
5-2 記憶には「長期記憶」と「短期記憶」があることを知る
5-3 記憶の展開場所でもある「ワーキングメモリ」を鍛える
5-4 覚えたいことは3回反復して長期記憶に定着させる
5-5 記憶するときはあらゆる感覚器官を動員する
5-6 忘れたくないことは睡眠の直前に記憶する
5-7 人の顔と名前は20秒かけて記憶する
5-8 日々の通勤電車の中では「瞬間記憶トレーニング」をする
第6章 高いやる気を発揮する技術
6-1 まずは自分の「やる気度」をチェックする
6-2 「やる気」が起きる脳のメカニズムを理解する
6-3 「A6神経」と「A10神経」の役割と特徴を理解する
6-4 自分にとって最強の「内発的モチベーター」を探す
6-5 上達速度を加速させる「目標」を正しく設定する
6-6 「+10%」か「達成率6割」の目標レベルを自分で決める
第7章 打たれ強くなる技術
7-1 まずは自分の「メンタルタフネス度」を確認する
7-2 理想の自分を演じて逆境に立ち向かう
7-3 好ましいイメージを自分自身に言い聞かせる
7-4 心を解き放てる「自分時間」を確保する
7-5 「プレッシャー」は敵に回さず味方につける
7-6 いい仕事をするためにはオフの時間の質を高める
第8章 創造性を発揮する技術
8-1 「探求心」→「発見」→「快感」という流れを高速回転させる
8-2 「ダ・ヴィンチトレーニング」で脳の未使用部分を活性化する
8-3 「アイディアメモ」で一瞬の直観を記録する
8-4 脳を酷使し終わったあとの一瞬のひらめきを逃さない
8-5 「直観トレーニング」で直観の精度を高める
8-6 好きなように「メモ」を取って思いがけない発想を手に入れる
8-7 発想は実際に絵に描いてアウトプットする
8-8 「制約」こそ斬新なひらめきを生みだす「母」と心得る
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