家の庭、街中、都会の公園、河川や湖沼、野山、海などで見かけるさまざまな鳥たち。日本の四季を彩り、鳴き声でも私たちを楽しませてくれる鳥たちを、超美麗なイラスト&写真で、見分け方から生息環境、生活スタイルまでを解説していきます。本書を片手に、あなたもバードウォッチャーの仲間入り、してみませんか。

庭にくる鳥から街中、水辺、野山の鳥まで、魅惑的なさえずりと生態を楽しもう
『身近な鳥のふしぎ』
著者:細川博昭(ほそかわ ひろあき)
定価:1000円(税込み) 色数:オールカラー
ジャンル:動物 刊行:2010年5月 ISBN:978-4-7973-5145-3
<著者>
細川博昭(ほそかわ ひろあき)
作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。おもな著作に、サイエンス・アイ新書『鳥の脳力を探る』『みんなが知りたいペンギンの秘密』『科学ニュースがみるみるわかる最新キーワード800 』、『大江戸飼い鳥草紙』(吉川弘文館)、『飼い鳥:困った時に読む本』(誠文堂新光社)などがある。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、ほか所属。

<正誤情報>
初版第1刷正誤情報はこちら
<目次>
序章 鳥の基礎知識
1 鳥の色と模様
2 鳥の体
3 鳥の習性と行動
4 鳥の食性
5 鳥の鳴き声
COLUMN 世界に鳥は何種類?
第1章 身近な鳥
ネクタイをしめたオシャレさん ~シジュウカラ~
身近な鳥だが、数を減らしているという ~スズメ~
「かしら赤き雀」と清少納言 ~ニュウナイスズメ~
人間と共存することで生活圏を拡大 ~ツバメ~
メジロ押しという集団の美学 ~メジロ~
平安貴族にも愛されていた、にぎやかな鳥 ~ヒヨドリ~
都市部で巨大な群れをつくる ~ムクドリ~
アジアとイベリア半島に分かれて暮らす ~オナガ~
上下に尾を振るのが特徴の水辺の鳥 ~セグロセキレイ、ハクセキレイ~
家禽化されたのち再野生化 ~ドバト~
平安時代からヤマバトと呼ばれた ~キジバト~
口をつぐむからツグミ? ~ツグミ~
高く飛び立ちながらさえずる ~ヒバリ~
日本の環境に定着した緑色の異邦鳥 ~ワカケホンセイインコ~
冬を彩る緋色と黄色 ~ヒレンジャク、キレンジャク~
手のり鳥の原型? 手振り駒と呼ばれた鳥 ~コマドリ~
知性がもたらす高い生活力 ~ハシブトガラス~
自動車にクルミを割らせることでも有名 ~ハシボソガラス~
都市部に進出した日本最小のキツツキ ~コゲラ~
もっとも身近な猛禽類 ~トビ~
都市に進出してきた猛禽類 ~チョウゲンボウ~
COLUMN 身近に鳥がいるふしぎ
第2章 水辺の鳥
水辺の宝石と讃えられる小さな青い鳥 ~カワセミ~
日本最大のカワセミの仲間 ~ヤマセミ~
翌年は違う相手と結婚することが多い? ~オシドリ~
白さを讃える基準にもなったシラサギ ~コサギ~
魂を運ぶものと信じられていたハクチョウ ~オオハクチョウ~
渡りをしないカモもいる ~カルガモ~
代表的なカモで、アヒルの原種 ~マガモ~
疑似餌を使って魚を捕るワザを身につけた ~ササゴイ~
ろくろ首のように頸を伸ばして魚を捕る ~ヨシゴイ~
水鶏と書いてクイナ。警戒心の強い鳥 ~クイナ~
例外的に、なぜか日本では磯の鳥 ~イソヒヨドリ~
悪女のテクニック? コアジサシの場合 ~コアジサシ~
絶滅から復活の途上にある ~アホウドリ~
鵜を使った伝統漁法、鵜飼 ~ウミウ~
夏に黒い帽子をかぶる東京都の鳥 ~ユリカモメ~
海鳥の代表格。さまざまな歌にも登場 ~カモメ~
ネコのようにニャアミャア鳴く ~ウミネコ~
仲間は元祖「ペンギン」だった ~ウミガラス~
絶滅が危惧されるなか、死亡事故も多発 ~オジロワシ~
COLUMN ヤンバルクイナは生き残れるか
第3章 野山の鳥1
夜間の体温が低く、自分で抱卵できない? ~ホトトギス~
さえずりからその名がついた ~カッコウ~
春を告げる鳥の代表 ~ウグイス~
虫を食べるからムシクイ ~センダイムシクイ~
日本でもっとも小さな鳥 ~キクイタダキ~
真正面から見ると、ちょっと偉そう? ~コヨシキリ~
小さな瑠璃色の鳥 ~コルリ~
冬に庭にやってくる ~ジョウビタキ~
尾羽の青さがあざやか ~ルリビタキ~
鮮やかな黄色の鳥。実はナルシスト? ~キビタキ~
水辺に映えるコバルトブルー ~オオルリ~
長い尾とコバルトブルーのアイリング ~サンコウチョウ~
丸くて、小さくて、尾が長い ~エナガ~
キツツキのように枯れ木に穴を掘る ~コガラ~
もう一度見てみたい、ヤマガラの芸 ~ヤマガラ~
木の表面を自在に歩く ~ゴジュウカラ~
「一筆啓上仕候」と鳴く? ~ホオジロ~
江戸の飼育書にもイラストが ~ミヤマホオジロ~
オスは見事に全身が黒い ~クロジ~
頭、翼、腹のコントラストが美しい ~アオジ~
湿潤な環境を好むホオジロの仲間 ~オオジュリン~
沖縄にいるジュウシマツの原種 ~コシジロキンパラ~
COLUMN ブンチョウとジュウシマツ~
第4章 野山の鳥2
ハヤニエはなんのため? ~モズ~
天満宮で行われる神事のもととなった鳥 ~ウソ~
冬に大集団で飛来する ~アトリ~
小さな体で海を渡ってやってくる ~マヒワ~
集団でお見合いをする ~カワラヒワ~
交差するクチバシ ~イスカ~
大きな黄色いクチバシがトレードマーク ~イカル~
繁殖期、クチバシが鉛色に変わる ~シメ~
クリーム色の頭とピカピカの背中 ~コムクドリ~
尾を立て、胸を張って歌う ~ミソサザイ~
すぐれた記憶力をもった貯食の王者 ~カケス~
枝や地面に擬態する ~ヨタカ~
「仏法僧」とは鳴かない ~ブッポウソウ~
後頭部とお腹が赤いキツツキ ~アカゲラ~
左右非対称の耳で獲物を捉える ~フクロウ~
七夕伝説と結びつく鳥 ~カササギ~
かつて鷹狩り文化の中心にあった ~オオタカ~
人間がつくったビルはかっこうの営巣場所 ~ハヤブサ~
ウズラは海も渡る ~ウズラ~
日本の国鳥 ~キジ~
雪の中、つがいは踊り、鳴き交わす ~タンチョウ~
国産は絶滅。中国から移入して繁殖中 ~トキ~
COLUMN カナリアと滝沢馬琴
第5章 深山、高山の鳥
海に飛来して、海水を飲む ~アオバト~
日本で最小のフクロウ類 ~コノハズク~
恐ろしい怪物「ぬえ」の正体? ~トラツグミ~
和歌にも詠まれた長い尾が特徴の鳥 ~ヤマドリ~
高山に暮らすカラスの仲間 ~ホシガラス~
温暖化によって絶滅が危惧されている ~ライチョウ~
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