最新鋭の望遠鏡が撮影したさまざまな天体。ニュースなどで目にする、これらの銀河や星団、星雲たちが、実に個性的な姿をしていることに、驚かれることでしょう。星に魅せられ、天文学のスポークスマンを務める著者が、これまでに明らかになった宇宙の造形の秘密について、天体写真を駆使して解説します。美しい写真にどんな星の物語が隠されているのか。その秘密を探る130億光年の旅にでかけましょう。

皆既日食にまつわる3つの偶然とは? 楕円銀河は共食いで太る?
『天体写真でひもとく宇宙のふしぎ』
著者:渡部潤一(わたなべ じゅんいち)
定価:1000円(税込み) 刊行:2009年11月 ISBN:978-4-7973-5052-4
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<著者>
渡部潤一(わたなべ じゅんいち)
1960年、福島県会津若松市生まれ。東京大学卒、理学博士。現在は、自然科学研究機構国立天文台准教授、天文情報センター長、アーカイブ室長、総合研究大学院大学准教授。太陽系小天体の観測的研究のかたわら、最新の天文学の成果をメディア、講演、執筆を通してやさしく伝えるなど幅広く活躍。おもな著書に『夜空からはじまる天文学入門』(化学同人)、『ガリレオが開いた宇宙のとびら』(旬報社)、『新しい太陽系』(新潮社)、『太陽系大地図』(共著、小学館)などがある。
<目次>
第1章 太陽系のふしぎ
太陽活動
爆発現象が頻発する太陽活動極大期
偶然が織りなす天体ショー 皆既日食
惑星
火星の地下に水が存在する? 火星探査機が新たな地形を発見
マーズ・グローバルサーベイヤーがとらえた火星の笑顔
太陽系一の火山、オリンポス山
太陽系最大の惑星の流線美
衛星
木星の衛星イオの活火山
木星の衛星エウロパの地下の海
惑星
華麗なる天空の造形 土星の環
衛星
土星の衛星タイタンの湖
小天体
ヘール・ボップ彗星の尾に現れた謎の筋
リニア彗星の分裂・消失をとらえる
探査機ニアが小惑星エロスの多様な姿をとらえる
天体衝突
330万年前にもあった? 天体衝突と生物の大量絶滅
的が大きければ天体衝突も超ド級
第2章 銀河系のふしぎ
暗黒星雲
天にぽっかりと空いた穴 暗黒星雲
溶けていく暗黒星雲
星生成領域
すばる望遠鏡、小さな星の赤ちゃんたちをとらえる
生まれたての星の産声
引き裂かれた星雲?
輝線星雲
母親の雲をけちらす若々しい星たち
散光星雲
もっとも重い星? エータ・カリーナ星雲
散開星団
宇宙の幽霊に見まがうメローぺ星雲
系外惑星
系外惑星の姿を直接とらえる
特異変光星
膨れていく光のこだま
大質量星
大質量星がつくる絹織物をとらえる
変光星
不思議な星ミラの素顔をとらえる
惑星状星雲
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた宇宙の宝石「IC 418」
ハッブル宇宙望遠鏡、宇宙に浮かぶ光る目をとらえる
新生ハッブル宇宙望遠鏡、エスキモー星雲の素顔に迫る
リング星雲のまわりに広がる花びら
色とりどりの惑星状星雲
超新星爆発
光り始めた超新星1987Aのリング
パルサーを放射する超新星残骸 かに星雲
球状星団
ダイヤのきらめきをもつ球状星団
第3章 銀河のふしぎ
銀河中心
銀河の中心にある巨大ブラックホールの謎
渦巻銀河
子の影響で太さを増す子もち銀河 M51
宇宙に浮かぶソンブレロ
棒渦巻銀河
円盤の中心部に棒構造がある渦巻銀河
楕円銀河
楕円銀河は共食いで太る?
特異銀河
ケンタウルスの露 ポーラーリング銀河
銀河衝突と星々の誕生
活動銀河
奇妙な触手を伸ばす“宇宙くらげ”
銀河群
宇宙で最大規模の超新星爆発群の痕跡をとらえた!
遠方銀河
銀河の誕生の謎に迫る
宇宙のイリュージョン重力レンズ
宇宙のもっとも遠い銀河
<ページサンプル>






























































































































































