ギターアンプやオーディオアンプに使われる真空管回路ですが、半導体を使う電子回路とはひと味もふた味も違うおもしろさがあります。本書は、バージョンアップした無料の高機能回路シミュレータ「LTspice Ⅳ」(リニアテクノロジー)を使って、パソコン上で動作させつつ、真空管回路のユニークな特性を目で見て楽しみながらマスターできるよう、初心者にもわかりやすく解説します。

回路シミュレータで実践的にらくらくマスター!
『図解&シム 真空管回路の基礎のキソ』
著者:米田 聡(よねだ さとし)
定価:945円(税込み) 刊行:2008年12月 ISBN:978-4-7973-5045-6
<著者プロフィール>
米田 聡(よねだ さとし)
1963年生まれ。東洋大学社会学部卒。工学系書籍の出版社を経て、現在フリーのテクニカルライター。有限会社ガジェット代表取締役。著書に、『電子回路の基礎のキソ』『iPodで楽しむ組み立て真空管アンプ』『パソコンネットワークの仕組み』『はじめる組込みLinux』(弊社刊)ほか多数。
<ダウンロード>
本書の中で利用しているトランスモデル、記号、第4章以降のLTspice IVデータなどを、サンプルデータとして提供いたします。なお、くわしい利用方法などは本書をご覧ください。
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<目次>
第1章 真空管ってどんなもの?
01 真空管で遊ぼう
02 真空管の歴史とキホン
03 三極管は真空管のキホン 電極の名前を覚えよう
04 シミュレータを使おう
05 三極管をシミュレートする デバイスモデルを使おう
06 真空管を使った実験回路を描こう
07 三極管の基本動作を確かめよう
08 三極管はユニークなデバイス
09 Eb-lb特性曲線を描く
10 三極管の三定数
11 三定数は真空管のオームの法則
第2章 三極管増幅回路を動かしてみよう
01 三極管増幅回路のキホン
02 自己バイアス回路の 抵抗の値を決めよう その①
03 自己バイアス回路の 抵抗の値を決めよう その②
04 自己バイアス回路のシミュレーション
05 三極管増幅回路の増幅率
06 カソード抵抗を消す術?
07 周波数特性を見てみよう
08 より実用に近い回路をめざして
09 グリッド抵抗の上限とグリッドリーク電流
第3章 多極管を使ってみよう
01 五極管と四極管
02 五極管の実験回路
03 五極管のEb-Ib特性曲線
04 スクリーングリッドを調べる
05 五極管増幅回路を動かしてみよう
06 スクリーングリッド電圧の与え方
07 五極管増幅回路をシミュレートする
08 三極管接続
第4章 シングル出力回路を動かしてみよう
01 真空管と出力トランス
02 出力トランスをシミュレートする
03 三極出力管2A3のEb-Ib特性曲線を調べてみよう
04 負荷抵抗の決定
05 三極管シングル出力回路のシミュレーション
06 直熱管の使い方
07 多極出力管を使った出力回路を設計しよう
08 EL34シングル出力回路を実験しよう
第5章 三極管シングルアンプのシミュレート
01 三極管シングルアンプを設計してみよう
02 12AX7を用いた初段の設計
03 初めてのシングルアンプ
04 いろいろな測定をしてみる
05 異常を発見?
06 カソードフォロア
07 カソードフォロアを利用する
08 定電流負荷を使う
第6章 五極管シングルアンプのシミュレート
01 アンプの出力インピーダンスを考える
02 まずは基本を実験してみる
03 負帰還とは?
04 負帰還の難しさ
05 アンプの健康診断
06 負帰還アンプを調べてみよう
07 負帰還のバリエーション
08 ギターアンプへの展開
09 ボリュームをシミュレートして歪み方を見てみよう
<ページサンプル>


<真空管>





















































































































































































































































コメント (6)
色々とお世話成ります。
3.4.日パソコンとケンカしていますが未だに入手出来ません。 中村 歩さんのホ-ムペイジ にわ行けるのですが問題(spice)を探すのですが出来ません。誠にご迷惑とわ思いますが。
詳しく教え願えれば幸いです。
oo9-6-5
サイエンス アイ 様
呉市 金島 節夫
10:47
ji4mku@khaki.plala.or.jp
投稿者: 金島 節夫 | 2009年6月 5日 10:48
日時: 2009年6月 5日 10:48
表題が”基礎の基礎”となってますが、本来、回路シミュレータはかなり高度な知識を前提としています。やはり、回路の基礎は、テブナンの等価回路とか習得しておかないとなかなか理解できないものです。本書が企画倒れにならないよう心配しております。
投稿者: masuda | 2009年4月 4日 02:06
日時: 2009年4月 4日 02:06
「真空管回路の基礎のキソ」を購入いたしました。P46の240÷20000=24mAとありますが12mAの間違いではないでしょうか?この数値が間違っていると
以後の負荷線の値が違ってきて
バイアス抵抗等が全部変わってきます。
投稿者: 岡原 栄 | 2009年2月16日 19:44
日時: 2009年2月16日 19:44
質問させてください。
第一章、37~39ページの電圧・電流増幅率、プレート抵抗の説明がよくわかりません。
37ページの説明によると、
μ=プレート電圧の変化/グリッド電圧の変化
となっており、プレート電圧の変化をΔEb、グリッド電圧の変化をΔEc とすると、
μ=ΔEb/ΔEc となるはずだと思います。
同様に、
gm=ΔIb/ΔEc、rp=ΔEb/Ib とすると、
μ=gm * rp の式が成り立つと思います。
ところが、39ページでは、
「μはΔEbをΔIbで割った値」 となっており、理解できずにいます。
どこが間違っているか教えていただけないでしょうか。
投稿者: 高校生A | 2009年1月 1日 18:56
日時: 2009年1月 1日 18:56
パソコン音痴様からのご質問に担当編集からお答えさせていただきます。
事前に、ダウンロードしたLTspice IVをパソコンにインストールし(通常はローカルディスクCのProgram Filesの中のLTCにLTspiceIVという名前のフォルダがつくられます)、SPICE用真空管モデル(240種)を解凍して、12AU7.incを用意してください。
では、ここから説明に入ります。
本書21ページ11行からの、「テキストエディタで12AU7.incを開く」というのは、12AU7.incをダブルクリックするとWindows標準のテキストエディタである「メモ帳(notepad)」が立ち上がると思いますが、これを指しています(ほかのテキストエディタも使えます)。
メモ帳で説明を続けますと、メニューの「編集」には「置換」がありますので、これを選び、「検索する文字列」に「^」(半角)、「置換後の文字列」に「**」(半角)を入れて、「すべて置換」のボタンを押します。これで、本文に書かれてあった「^」を「**」へ置き換える作業が完了します。
次に、この編集した12AU7.incを、メモ帳の「ファイル」→「名前を付けて保存」で、別の場所に保存します。
ここで注意するのは、本文にも書かれていたように、回路エディタであるLTspice IVで作成した新しい回路をいったん保存(save)した場所と、同じところを選ぶということです。これは、LTspice IVの真空管記号に12AU7を関連づけるために、必要なことです。
本文では、この関連づけの作業についても手順が記されております。こちらの説明も必要であれば、あらためてご連絡いただけますと、幸いです。(中右文徳)
投稿者: 中右文徳 | 2008年12月27日 08:43
日時: 2008年12月27日 08:43
「真空管回路の基礎のキソ回路」を購入いたしました。最初からつまずきました。LTspiceと12AU7までのダウンロードまで進んでいます。本P21 11行「12AU7.inc」をお手持ちのテキストエデイターから開きましょうという所から以降チンプン、カンプンです。どう理解すればよろしいですか?是非お教えを!!!
投稿者: パソコン音痴 | 2008年12月21日 17:20
日時: 2008年12月21日 17:20