宇宙や地球、そして私達人類の始まりは、人類がはるか昔から“なぜ”の議論を繰り返し、追求してきた史上命題である。太陽系生成の標準理論からビッグバン、人間原理、地球凍結説、RNAワールド、ゲノム、生態系まで、私達がいままさに生きているこの世界そのものが、どこまで明らかになったかを見てみよう。

太陽系生成の標準理論から膨張宇宙論、人間原理、地球凍結説、RNAワールドなど
『科学理論ハンドブック50<宇宙・地球・生物編>』
著者:大宮信光(おおみや のぶみつ)
定価:1000円(税込み) 刊行:2008年9月 ISBN:978-4-7973-3926-0
<著者プロフィール>
大宮信光(おおみや のぶみつ)
1938年東京生まれ。科学ジャーナリスト。東京教育大学在学中から家庭教師、塾経営を行い、1967年にSF同人誌『宇宙塵』に参加。1978年ごろからSF乱学者、科学評論家を名乗り、科学技術と文明の未来を中心に、森羅万象を狩猟・採取・料理する。おもな著書に、『世界を変えた科学の大理論100』『面白いほどよくわかる相対性理論』『面白いほどよくわかる気象のしくみ』『面白いほどよくわかる化学』(日本文芸社)、『世界にかがやいた日本の科学者たち』(講談社)、『天変地異のメカニズム』(かんき出版)などがある。
<目次>
宇宙編
第1章 太陽系
①地動説から近代が始まった
②太陽系生成の標準理論
③微惑星から進化した太陽系の惑星たち
④月を生んだジャイアント・インパクト(巨大衝突)
⑤除冥騒ぎから探る彗星の故郷
第2章 星々の世界
①太陽はどのように生まれ、育ったか
②星の進化~星空に太陽の未来が見える~
③変光星~「宇宙のものさし」セファイド~
④白色矮星は太陽の超未来。さらにその先は……
第3章 変わりだねの天体
①褐色矮星&赤色矮星~星の運命は質量が決める~
②超新星爆発は星の自爆
③中性子星は『竜の卵』か
④ブラックホール
第4章 膨張宇宙論
①天の川銀河系
②渦巻銀河のダイナミズム
③銀河形成と宇宙の大規模構造
④ダークマター
第5章 宇宙の始まりと終わり
①膨張宇宙論の誕生
②インフレーションからビッグバンへ
③真空の過冷却がビッグバンを起こす
④宇宙に終わりがあるのか、ないのか
⑤ブレーンワールド~異次元宇宙は存在するか~
⑥宇宙の未来を切り開くか、人間原理
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地球編
第1章 地球の誕生と成長
①ゴミから生まれた地球
②内部構造の分化
③地殻はなぜ海洋地殻と大陸地殻に分かれたのか
④大気と海洋の起源
第2章 大地の変動
①陸地は誕生し、成長する
②超大陸は分裂と再集合を繰り返す
③日本列島の生成
④火山と地震は深い仲
第3章 大気と海洋の変動~地球システム~
①気候システム~炭素循環モデル~
②海洋大循環
③氷河時代~全球凍結説~
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生物編
第1章 生命の起源
①銀河の化学進化から生命は誕生する
②最初の生命はどこで生まれたか
③RNAこそ原始生命のモトである~RNAワールド~
④最初の細胞はどのように生まれたか
第2章 生物の進化
①原核生物が光合成を発明した
②真核細胞への進化
③単細胞から多細胞生物へ
④動物と植物は似ている!
⑤カンブリア大爆発
⑥花はなぜ咲くのか
⑦動物の進化と展開
第3章 ゲノムから生態系へ
①アンチセンス遺伝子
②RNA新大陸が発見された
③ゲノム・インプリンティング
④宇宙への夢をヒトに託す植物
⑤ヒトはまったく新しい生物群
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