『透明金属が拓く驚異の世界』概要

不可能に挑むナノテクノロジーの錬金術
『透明金属が拓く驚異の世界』
著者:細野秀雄(ほそのひでお)・神谷利夫(かみやとしお)
定価:945円(税込み) ISBN 4-7973-3732-X
■ご購入はこちら → SBCr shop  アマゾン  楽天ブックス  7&Y

<概要>
ナノテクノロジーが、極小の世界における最新技術であることを
知っている人は多いでしょう。
でも、どういう用途で役立っているか、ご存じですか?
本書が取り上げる「透明金属」は耳慣れない言葉ですが、
鉄や銅のように電気を通す物質でありながら、
ガラスのように透明な材料「透明酸化物半導体」のことを指します。
「ふーん、それで」と思われるのも当然ですが、
実は透明なものは絶縁体であり、
電気を通すものは不透明であるのが常識です。
つまり「透明金属」とは、ありえない未知なる物質なのです。
透明金属自体は、液晶テレビやケータイ画面など
すでに多くの製品に利用されています。
透明なのに電気が通るものはいろいろ応用できますが、
近い将来、ぐにゃぐにゃ曲がる電子ペーパーや、
必要なときにロールカーテン式で引き出せる大画面ディスプレイ
(現在のプロジェクターのスクリーンが液晶になるイメージ)が登場すると、
既存のメディアや広告のあり方が一変します。
「でも、そんなんじゃ高いんでしょ」と思われるかもしれませんが、
現在、著者らが研究しているのは、高価な貴金属を使わずに、
セメントなどゴロゴロそこらにあるものをナノテクノロジーで
産業のコメに変えてしまおうとする「現代の錬金術」です。
それがどのようにして生まれたかを、
まさにドキュメンタリータッチで紹介しています。
未来のヒントをぜひ、つかんでいただきたいと思います。

SIS-006.jpg

前の記事|『透明金属が拓く驚異の世界』目次
次の記事|『パソコンネットワークの仕組み』著者紹介

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sciencei.sbcr.jp/mt/mt-tb.cgi/39

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)